ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studio nuts)」です。

本日は革のソファの座面がパカっと開いてしまったという事で、ソファの糸ほつれ修理のご相談を頂きましたのでご紹介致します。

【データ】
ブランド/製品名:
製品種別:2人掛けレザーソファ
カラー:ダークブラウン
現在の状態:ソファの座面中央部分の糸ほつれ
ご依頼内容:座面中央部分の縫い直し

※施工前のブログはこちらからどうぞ!!

【before/after】

 

いかがでしょうか?

今回は、2人掛けレザーソファの座面部分の縫い直し修理のご依頼を頂きました。

ソファを購入されてからは10年程度だそうですが、使用期間の割には非常に綺麗な状態で、大事に使われていたことが分かりますね。
ただ革自体はまだまだ元気なんですが、10年という中で蓄積されたダメージがしっかりと出て来てしまっており、座面真ん中の糸がほつれて、パカっと大きな口を開けている状態になってしまっています。

ソファの座面の糸ほつれは、以前より非常に多くのご相談を頂いておりますが、どうしても座面や背もたれという体重の負荷が掛かりやすい箇所の糸というのはほつれやすくなってしまうんです。

今回ご依頼頂きましたようなデザインのソファは、耐久面や見た目の観点から外側から縫い直す事が難しく、一度ソファを解体してから座面の縫い直しをさせて頂きます。

ソファの裏側の布地を剥がし、骨組みに固定されている座面や背もたれ、肘置きなどのそれぞれの革素材を外してから縫い直していきます。
もちろん、今後の耐久性も考えて縫製に使う糸は少し太めの革用の糸を使用し、ほつれが出ている座面全てを縫い直しました。

最後に、解体したそれぞれのパーツを組み直して、革部分の汚れ落としと保湿というメンテナンスをして完成です。

この度はリペアのご依頼を頂きましてありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。

革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studio nuts)」まで!!
ソファや椅子のスレ傷、ひび割れ、色褪せ、変色や張替えも承っております。
もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。