ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studio nuts)」です。

本日は美容師さんの愛用品、シザーケースの糸ほつれのご相談を頂きましたのでご紹介致します。

【データ】
ブランド/製品名:
製品種別:シザーケース
カラー:ブラック
現在の状態:ベルト縫い合わせ部分の糸ほつれ、乾燥、スレ傷など
ご依頼内容:メンテナンス+糸ほつれ部分の縫い直し

※施工後のブログはこちらから。

【before】

 

本日は、ヘアーサロンの美容師さんたちの愛用品、シザーケースのご相談を頂きました。

美容師さんの商売道具でもあるハサミ、それを収納する革のシザーケースですが、一番外側に取り付けてありますベルト部分の糸がほつれてきてしまっています。

髪の毛を切りにヘアーサロンへ行った時、美容師さんたちのシザーケースを拝見しますと大体の美容師さん達が外側のベルト部分に、髪の毛を挟むダッカールを付けていますよね。

今回のご相談も、ちょうどその外側ベルト部分のダッカールを付けていた箇所の糸ほつれで、表と裏の2枚の革を貼り合わせて縫った部分の糸が取れてきてしまっている状態です。

美容師さん達のお仕事を見ていますと、ハサミやコームなどと同じくらい使用頻度の多そうなダッカールですが、一日のお仕事の中で何度も取ったり付けたりしていたら外側ベルトには相当な耐久性が求められます。
特にシザーケースは、、切れ味の鋭い高価なハサミを収納し、お仕事中はほとんどの時間身に着けているモノだと思いますので、シザーケース自体にも高い耐久性が必要となります。

お写真を見て頂きますと、糸のほつれが目立ち始めた時に美容師さん自身で縫った、赤い糸の縫製痕が残っています。
しかし、せっかく縫ったその赤い糸もほつれてきてしまい、更に別の部分の糸もほどけてきてしまったため、しっかりと縫い直して欲しいとの事でご依頼を頂きました。

今回は、オリジナルと同じ様な太さの黒い糸で外側ベルト部分を縫い直しさせて頂きます。

また、今後も長くお使い頂けるようシザーケース本体や腰ベルトの革も一緒にメンテナンスをさせて頂く事になりました。

どんな仕上がりになるかは、また後日ご紹介致します。

革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studio nuts)」まで!!
バッグ、お財布などの金具修理、金具交換、ファスナー修理の縫製修理から、シザーケースなどの特殊な革製品も修理を承っております。
もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。