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本日は、ミリタリー系ジャケットの定番、G-1レザージャケットの色剥がれと小さな穴修理のご相談を頂きましたのでご紹介致します。

【データ】
ブランド/製品名:
製品種別:G-1ジャケット
カラー:ブラウン
劣化状態:ジャケット全体のスレ、色剥がれと肩付近の穴破れ
ご依頼内容:ジャケット全体補色+破れ修理

※施工後のブログはこちらからどうぞ!!

【before】

本日は、ミリタリー系のレザージャケットでは定番の「G-1」フライトジャケットのご紹介です。

映画「トップガン」でも、主人公を演じるトムクルーズが着用していましたが、男らしい武骨さと渋みが何ともかっこいいレザージャケットですよね。

今回は、そんなG-1レザージャケットの色剥がれと、肩辺りに空いてしまった小さな穴が気になるという事でご相談を頂きました。

抜群の丈夫さを誇るミリタリー系のレザージャケットですが、やはり長年着られてきたダメージが徐々に出始めてしまっていますね。

ジャケットの各パーツを縫い合わせている部分や、ポケット周辺、ファスナーの周りには、革の表面がスレて、色剥がれが発生しています。
やはり、厚みのある部分や頻繁に手で触れる箇所、またファスナー金具などが触れる辺りは、革の表面の加工が剥げてしまいがちです。

更に今回のG-1レザージャケットは、1センチにも満たない程度ですが肩の付近に小さな穴が出来てしまっています。

肩の破れは、G-1レザージャケットのような丈夫で分厚いレザージャケットによく見かける症状ですが、これは保管時のハンガーなどが原因のケースが多いです。

丈夫で分厚い革のレザージャケットは、その重みでハンガーの端に負荷が掛かり、肩のあたりの革が薄くなってきたり、破れてしまう事があります。

G-1やライダースなど、革が厚めの重厚なレザージャケットは、出来るだけハンガーに掛けずに直置きで保管して頂く事をお薦めさせて頂きます。

今回ご相談のG-1レザージャケットも、穴の位置や大きさ、周辺の革の擦り減り具合などを考慮しますとハンガーが原因の可能性が高いと思われます。

修理内容としましては、肩に空いてしまっている小さな穴を補修剤などで埋めた後に、本来の色に近づけた専用の補色剤でジャケット全体のお色直しをさせて頂きます。

さて、こちらのG-1レザーフライトジャケットがどんな仕上がりになるかは、また後日ご紹介致します。

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