!!乗馬競技用のレザーブーツ。糸ほつれと破れ部分の修理!!

ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studioNUTS)(スタッツ(スタジオナッツ))」です。

本日は、乗馬競技用のレザーロングブーツの糸ほつれと破れの修理ご相談を頂きましたのでご紹介致します。

【データ】
ブランド/製品名:
製品種別:乗馬用ロングブーツ
カラー:ブラック
劣化状態:汚れ、糸ほつれ、破れ、ひび割れなど
ご依頼内容:再縫製、革あて接着修理、メンテナンス

 

【before】

本日は、乗馬競技用のレザーブーツのご相談を頂きました。

乗馬競技と言いますとパッと思い浮かぶのが、競馬や障害物の乗馬競技のイメージだったんですが、こちらはまた別の乗馬競技のブーツなんだそうです。

お客様にお伺いましたら、馬に乗りながら競技場内で、いかに美しく決められた形を歩けるかを競う競技なんだそうです。

例えば星型といった形を指定され、それを決められた手順で美しく馬場に描いていく乗馬競技なんだそうです。

イメージとしては、スピードスケートに対してのフィギュアスケートといった感じですかね。

こちらの協議では、騎乗姿の美しさも重要だそうで、今回ご相談頂きました乗馬ブーツも普通のロングブーツに比べますと、美しさを見せるためにかなり細い作りになっています。

ズボンの裾をブーツインした状態で、更に細く美しく見えるような設計になっているため、足首部分なども細めなんですが、何と言っても筒の部分が特に細いんです。

新品時などは、革が伸びていないので更に細い状態だそうで、最初のうちはファスナーを閉めるだけでも数人がかりなんだとか。

そんな乗馬ブーツですが、今回はファスナー周辺の糸ほつれや、破れが目立ってきたという事で修理のご相談を頂きました。

ファスナーに添うように縫製されている革テープ部分が、経年劣化によって糸がほつれてきてしまっています。

糸のほつれが原因で、ファスナーを上げる時に上手く力が伝わらず、ファスナーが上がりきらずに、途中で止まってしまう状態になってしまっています。

ファスナーを開け閉めした際のスレが原因だと思われる、破れも複数個所に見受けられますので、今回はほつれ箇所の再縫製と、弱っている箇所に革を当てての、接着補強修理をさせて頂きます。

さて、こちらの乗馬競技用のレザーブーツが、どのような仕上がりになるかはまた後日ご紹介致します。

革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studioNUTS)(スタッツ(スタジオナッツ))」まで!!
バッグやお財布、靴などのシミ、黒ずみ、汚れやスレ傷修理から縫製修理など、様々な革製品の修理を承っております。
もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。