ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studio nuts)(スタッツ(スタジオナッツ))」です。

本日は、ヒールパンプスのリフト修理のご相談を頂きましたのでご紹介致します。

【データ】

ブランド/製品名:不明
製品種別:ヒールパンプス
カラー:ワインレッド
劣化状態:ヒールの削れ
ご依頼内容:ヒールリフト交換

※施工後のブログはこちらからどうぞ!!

【before】

 

今回は、ヒールパンプスのヒールリフト交換のご紹介です。

靴が大好きなオーナー様で、若い頃から色々なデザインの靴を購入されていたそうです。

そんな大切なコレクションの一つがこちらだったのですが、しばらく押し入れにしまっていたそうですが、久々に履こうと出したところヒールのリフト部分がご覧の状態に、、、

恐らく、柔らかいゴム系のリフトが付いていたと思われますが、経年劣化で乾燥しパキパキの状態になってしまっています。
指で触っても、簡単に折れて剥がれてしまいます。

これでは歩くときに危険ですし、歩く度にリフトがボロボロ剥がれてしまいます。

靴は、定期的に履く方ことをお薦めします。
というより、履かずに置いていると逆に寿命が短くなってしまうことがあります。

デザインや流行、またはサンダルやブーツなどのように、その靴に合った季節や時期があるので、年がら年中履いてくださいという訳ではありません。
ただ、必要なお手入れをせずに押し入れやクローゼットに仕舞いっぱなしにすると、劣化が進行しやすくなってしまうんですね。

今回のヒールパンプスのように、ソールの劣化も良くご相談頂く事例の一つですね。
ソールの場合、ソールの素材によって原因は様々ですが、硬くなったり、ひび割れ、剥がれ、粉吹きなどが発生しやすいです。
こんな劣化のほとんどは、定期的に靴を履いている事で予防できるモノが多くあります。
もちろん、頻繁に履いているので靴底は削れて行きますが、そんな場合は靴修理屋さんに持っていけば、すぐに直して貰えます。
しかし、ソールの素材自体の劣化の場合、靴の構造によっては修理に高額な修理費用が掛かってしまったり、最悪の場合は修理不可能なんてこともあります。

靴好きの方は、お気に入りの靴のコレクションをされている方も多くいらっしゃると思います。(そんな私も靴好きのコレクターです。)
しかし折角のお気に入りの靴、たまには履いてあげることも重要なんです。

さて、今回のヒールパンプスがどのような仕上がりになったかは、また後日ご紹介致します。

革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studio nuts)(スタッツ(スタジオナッツ))」まで!!
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もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。