ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studio nuts)」です。

さて、今回は革製品のコバ修理についてご紹介したいと思います。

 

【コバって何?】

レザークラフトなどをされている方はよくご存知だと思いますが、革のコバって一体何でしょう?
コバとは、革の断面部分の事を言います。
バッグや靴、財布など、1枚の革を製品化する時には、必ず裁断を行い各パーツに切り分けなければ製品になりません。
その裁断の時に発生する、革の断面部分の事をコバと言うんですね。

このコバですが、裁断したまま何も処理せずに製品化すると、革の繊維層が剥き出しの状態で販売される事になるんです。
コバの処理が行われていない製品は、使っているうちにコバが擦れて革の繊維が毛羽立ってきてモロモロっとしてきます。
しかも、革に重要な潤いが詰まっている繊維層が丸見え状態なので、柔軟性を保つ保湿成分がガンガン抜けていく事になり、逆に余分な汚れなどがグングン浸透していく事になってしまうんですね。

これらの不具合を予防するために、世の中に出回っているほとんどの製品はコバ面に何らかの処理が施されています。
処理として多いのが、樹脂などの塗料をコバ面に塗って加工をする方法で、バッグの持ち手の端っこや、財布などの外周にゴムのようなモノが加工されている箇所がこれにあたります。

その他だと、コバ面を硬い木などで磨き、革の繊維の目を詰めて処理する方法なんかもよく見かける処理方法ですね。

ソールが革素材の革靴の、靴底の側面のコバになります。

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【コバの補修って?】

バッグなどを使っていて、ゴムのようなモノがペロペロっと剥がれて来た経験はありませんか?
コバも、使っているうちに経年劣化によってひび割れや亀裂、剥がれなどが発生します。
この劣化も放置すると、コバ面から乾燥や汚れの浸透といったダメージに繋がっていきますので、早め早めの修理がお薦めです。

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基本的に当店で補修をさせて頂く場合は、元々のコバ加工に合わせて、樹脂加工、磨き加工などでコバ面の再加工をさせて頂きます。
色付きのコバであれば、そのお色に合わせた専用塗料での再加工を、無色透明であれば、磨きや無色の専用塗料を使用して再加工を行います。

コバ面のみの修理も承っておりますので、お困りの方はお気軽にお問い合わせ下さい。