ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studio nuts)(スタッツ(スタジオナッツ))」です。
本日はYves Saint-Laurent(イブ サン ローラン)ラウンドファスナータイプの長財布のファスナー修理をさせて頂いたのでご紹介致します。
【データ】
ブランド/製品名:Yves Saint-Laurent(イブ サン ローラン)
製品種別:ラウンドファスナー長財布
カラー:シルバー
現在の状態:ファスナー開閉不良、ファスナー弛み
ご依頼内容:ファスナー弛み部分再固定修理
【before/after】
いかがでしょうか?
本日は、フランスが誇る世界的なファッションブランド「Yves Saint-Laurent(イブ サン ローラン)」のお財布のご相談を頂きました。
メタリックなシルバーの見た目がとても印象的な、ラウンドファスナー型の長財布になります。
一見、どこを補修したのか分かりづらいと思いますが、今回はファスナーの開閉不良を修理させて頂きました。
当初はファスナーの内部に紙などが詰まってしまい、ファスナーの開閉不良が発生していましたが、その時に滑りの悪くなったファスナーを開け閉めしているうちに、固定されているファスナーの先端が表に引っ張り出されてお写真のような状態になってしまったそうです。
通常ファスナーの先端は、接着剤や縫製などで処理されていることが多く、特にご依頼品のようなラウンドファスナー型のお財布は、外側に出てこないように財布の奥でしっかりと固定されています。
しかし、今回の場合では経年劣化により固定していた接着剤が弱まり、固定が外れて表側に出て来てしまったという状態です。
このようになってしまいますと、ファスナーの弛みによってスラースが上手く閉まらなくなり、構造によっては財布の中身が出て来てしまうなんて事も考えられます。
今回は、ファスナーの端っこを元あった位置に戻して、特殊な接着剤で固定するという方法で修理をさせて頂きました。
この度はリペアのご依頼を頂きましてありがとうございました。
これで、今後も長くお使い頂けますと幸いでございます。
革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studio nuts)」まで!!
もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。