こんにちは!スタッツ(スタジオナッツ)です!

以前にミンクオイルについての記事を書かせていただきましたが、今日はその記事中の「顔料仕上げ」と「染料仕上げ」について、少しご説明させて頂きます!
以前の記事は、こちらです。
【顔料仕上げ】
溶媒(水・油など)に溶けず、素材の表面で定着します。
簡単に言ってしまうと、べたっとペンキを塗る感じです。
革の表面の事を「銀面」と呼びますが、この銀面を完全に覆い隠してしまうのが顔料仕上げです。
銀面をコーティングしているので、革のエイジング(経年変化)もほとんどありません。
購入当時の状態が長く保てるのが魅力ですね!

【染料仕上げ】
溶媒に溶け、素材の中に染み込んで定着します。
イメージはシャツにコーヒーをこぼしてしまった時のような感じです。笑
染み込むので、革の銀面の表情はそのまま残ります。
革のもつキズなど、自然な風合いをそのまま生かすので、エイジングが楽しめます。

ずっと新品状態が続いて欲しい!と思うなら、顔料仕上げ。
革の変化を楽しみたいなぁー!と思うなら、染料仕上げ。

革製品をご購入されるときに、参考にしていただければ幸いです★