こんにちは!スタッツ(スタジオナッツ)です!

昨日2歳の息子と一緒に夕食の買い物に行きました。
スーパーの前にたこ焼きさんがあるのですが、いつもタイミングが悪く、買えた事が無かったんです。
「きょうはー、たこ焼き買おうよぉー」と息子にせがまれ財布を開けると・・・。
先ほどのスーパーの買い物で、残った残金は41円・・・。
その41円を財布からひったくり、たこ焼き屋さんに走っていく息子を制止するのが大変でした・・・。笑

さて、本日はレザークラフトに使う「革包丁」をご紹介したいと思います。
この革包丁、革製品を作る者の命!といえるぐらい、要の道具なんです。
手づくりで靴・鞄を作る時、紙で型を起こします。これをその名の通り紙型と呼ぶのですが、この紙型通りに革を裁断することがとても重要です。

靴学校時代は裁断の練習で一日が終わったこともあるぐらいなんです・・・。
紙型から0.5ミリでもそれたら、アウト!
包丁が垂直に入らず、裁断面が斜めになったら、アウト!
切断の軌跡が滑らかにつながらず、少しでもガタついたら・・・アウト!!!

正直、始めは精神的にかなり落ち込みました。笑
しかし、厳しく指導していただいたおかげで、メーカーに就職した時は自信を持って仕事ができました。

形状にもいろいろあり、写真のように刃がまっすぐの物もあれば、斜めになっているものもあります。
これはもうお好みですね。私は刃がまっすぐの物が使いやすいです。
靴学校の紙型の恩師になりますと、両刃にして右手左手、両手を使って裁断されていました!!!驚

仕事に使っていると、一日に何度も砥がなければならない手のかかる道具なのですが、その分とても愛着も湧いてくる道具です。
使い続けていると、その人の個性が反映されるのでしょうか・・・人の革包丁はうまく使えなかったりもします。笑
今までカッターでクラフトをされていた方も、一度革包丁を使ってみてはいかかでしょうか?
とっても可愛い自分だけの道具になりますよ!笑