こんにちは!!スタッツ(スタジオナッツ)です。

皆さん、革靴はお好きですか?

スタッツ(スタジオナッツ)のスタッフは、元々靴の製造やデザイン、修理などの業種に携わっていた者が多く、靴好きが集まっています。

そんな私も靴好きの一人ですが、カジュアルからフォーマル、ビジネスシーンから冠婚葬祭などなど男性の皆さんは革靴を履く機会が多いですよね。

しかし、単に革靴と言っても型やデザインでそれぞれのシチュエーションに向き、不向きがあるのをご存知でしたか?

今回は、そんな革靴のTPOについて、代表的な6種類の型からご紹介したいと思います。
※数字が大きくなる程フォーマル向きになります。

ローファー
脱ぎ履きすることが簡単なことから「怠け者」という言葉が由来のローファーですが、カジュアルな革靴の代名詞です。元々はノルウェーの猟師達が着用していた靴で、礼服などに不向きです。

Uチップ
通称「モカ」と呼ばれる、つま先部分にU字型の切り替えや、ステッチが入っているデザインのモノです。
ゴルフシューズを起源としていて、そこから各国の軍隊に広まっていったそうです。
機能性と耐久性を重視されることが多いため、フォーマル度はあまり高くないと言われています。

ウィングチップ
イギリスなどで狩猟の際に着用された事が発祥で、翼を広げた様なW字型の切り替えとメダリオンが印象的な靴です。本来、水はけをよくするために施されているメダリオン、そのメダリオンをあしらわれたウィングチップは、カントリーの要素が強く、あまりフォーマル向きではありません。ビジネスシーンには問題ないですね。

モンクストラップ
アルプス地方の修道士達が履いていたことが発祥のモンクストラップ。甲の部分をバックル留めのストラップで固定する型になります。このストラップが2本デザインされているダブルモンクタイプも定番ですが、金具が付いているせいで華やかに見えてしまうため弔事には不向きです。

プレーントゥ
甲やつま先に飾りが施されていない、一枚革でデザインされた革靴の総称です。
短靴の代表格で、ビジネスシーンの定番と言っても過言ではない型ですね。靴ひもを通す部分が、内羽根式(バルモラル型)だとよりフォーマルに、外羽根式(ブルーチャー型)だとよりカジュアルな印象になります。

ストレートチップ
つま先のトゥーキャップ部分に、真一文字に切り替えが入ったモノをストレートチップと言い、その端正な表情からエレガントでスマートな印象になります。プレーントゥ同様、内羽根式と外羽根式があります。
ストレートチップの内羽根式は冠婚葬祭でもオッケーなオールラウンダーです。
一足は持っておきたい定番ですね。

 

いかがでしょうか?

この他にも様々なデザイン、型が存在するため、上の6つはあくまでも代表格ですが、TPOに合わせた革靴、覚えておいて損はないはず!!