ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studioNUTS)(スタッツ(スタジオナッツ))」です。

本日は、LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)エピラインのラウンドジップ財布のご相談を頂きましたのでご紹介致します。

【データ】
ブランド/製品名:LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)/エピ
製品種別:ラウンドジップ長財布
カラー:ブルー
劣化状態:キズ・色褪せ
ご依頼内容:外側の全体リペア+濃いネイビーへのカラーチェンジ

※施工後のブログはこちらからどうぞ!

【before】

1985年に作られた、モノグラムに続きルイヴィトンを代表する型押しのエピラインです。

限定モデルの長財布だそうで、お客様も買い替えるに替えられないとおっしゃっていました。
表面の色剥げ、小さな傷が酷く、持ち手部分はどうしてこうなったのか分からないとの事でした。
カラーも限定のものですが、全体を色替えをするなら使い勝手の良い暗めのトーンにしたいとのご要望でしたので、濃い目のネイビーをお薦めさせて頂きました。

エピは表面塗装をしっかりとしている製品ですが、どうも塗料自体が柔らかいもののようですね。
今までご依頼頂きましたエピラインも、同じような色褪せ・色剥げを起こしていたものが多くございました。

これは私の推測の域を超えないのですが、塗料が日本の気候にあまりマッチしていないのかもしれません。
ルイヴィトンがどこの塗料を使用しているかまでも分かりませんし、ほんと、予想です。ハイ。

当店の色替え・染め直しで使用する塗料はかなり厳選しており、日本の四季や湿度を考慮し研究開発された日本製の物を使っております。
際に梅雨時に行う塗料でのリペアはなかなか大変で、湿気との戦いになります。
革の本場イタリアの塗料もかなり良いのですが、やはり日本の梅雨などを考えると私は日本製を選びます。

さて、こちらのLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のエピのお財布がどのような仕上がりになるかは、また後日ご紹介致します。

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