☆ボッテガヴェネタのお財布の編み込み(イントレチャート)に起こった色褪せ・スレのお修理です☆
ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studioNUTS)(スタッツ(スタジオナッツ))」です。
本日は、BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)二つ折り財布のスレ・色褪せのリペアが完了しましたのでご紹介致します。
【データ】
ブランド/製品名：bottega veneta(ボッテガヴェネタ)
製品種別：二つ折り財布
カラー：オレンジ
劣化状態：全体の色褪せ・スレ
ご依頼内容：全体リペア（オレンジ）
【before/after】
いかがでしょうか？
全体的に色褪せて、スレも目立ってきたので購入時のはっきりとしたオレンジに戻したいとのご依頼でした。
子羊の柔らかい革「ラムスキン」を使用した、BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)のイントレチャートラインのお財布です。
この度のお修理は、保湿メンテナンス+補色のリペアをさせて頂きました。
ラムスキンはとても柔らかいので、牛革に比べて乾燥からのダメージを受けやすい革です。
乾燥すると、どんな革でも硬くなり破れに繋がっていくのですが、ラムスキンは元々薄い革なので破れも起こりやすくなります。
せっかく補色リペアをさせて頂くので、しっかりと保湿オイルを浸透させて頂きました。
何度も言いますが、ラムスキンはうっとりしてしまうような柔らかさが魅力の革。
補色リペアは細心の注意を払って行います。
というのも、色褪せの場合は主に「染料」による染めの加工でカラーリングをできるのですが、スレは元の「顔料」の塗膜が無くなっている状態で、新しい塗膜でカラーリングする修理になります。
※色褪せの場合もお色の調整で微量の「顔料」は乗せて修理します！
柔らかい質感を損なわないために、新しくできる塗膜は最も柔らかい物を使用することになります。
当店ではこの塗膜の硬さを5種類の物で調合し、お品物の状態やお客様のご要望に合わせて調整します。
元がラムスキンの柔らかい物でも、「耐久性が一番大事！」とのご要望があれば、それに適したもので調合させて頂くことが可能です。
この度のお客様は「質感を一番重視する」とのご要望でしたので、耐久性は少し劣るのですが最も柔らかい塗膜でのリペアをさせて頂きました。
商品が到着した際にはご連絡を頂戴し、「とても綺麗になって、嬉しいです」とのご感想まで頂きました☆
この度は当リペアサービスにご依頼頂き、誠にありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けると幸いです。
革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studioNUTS)(スタッツ(スタジオナッツ))」まで！！
バッグ、お財布などのスレ傷、色褪せ、日焼け、黒ずみ修理から、ファスナー修理や縫製修理、メンテナンス、カスタムも承っております。
もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。