ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studio nuts)（スタッツ(スタジオナッツ)）」です。
本日はdakota(ダコタ)2つ折りタイプ長財布のリペアが完了しましたので、ご紹介致します。
【データ】
ブランド/製品名：dakota(ダコタ)
製品種別：2つ折り長財布
カラー：ブラウン
劣化状態：スレ傷、黒ずみ、色褪せ、ファスナー開閉不良、ファスナー引手千切れ等
ご依頼内容：メンテナンス＋補色＋コーティング＋ファスナースラース交換＋引手作成
【before/after】
いかがでしょうか？
本日は、dakota(ダコタ)のお財布のご相談を頂戴しました。
とても大切に使われていたお財布との事でしたが、ファスナーの開閉不良でファスナーを閉じても一部開きっぱなしになってしまっています。
ファスナーの革引手も千切れてしまったそうで、お財布を使おうにも大変不便だという事でお問い合わせを頂きました。
ファスナーのダメージとしては、大体3通りくらいに分類されます。
一つはスラースと呼ばれます、ファスナー引手金具の噛み合わせ不良で、これは現状のスラースを使ったまま金具の噛み合わせ部分の微調整をします。
ファスナーを使っていると、どうしても噛み合わせ不良は発生します。
ただ、まだまだ軽度な劣化のため、ちょっとした微調整により修理する事が出来ます。
二つ目はこのスラース自体の破損で、金具の摩耗などによってスラースが削れ、開閉不良を起こします。
この状態になりますと、現状のスラースを使う事が出来ないため、スラースの交換が必要になります。
三つ目は、ファスナーレール側の破損です。
ファスナーの布地が破れたり、レールの金具が取れるなど、引手ではなくファスナー本体側に破損が発生しますとファスナー全体の交換が必要となります。
今回のお財布で言いますと、二つ目のスラースの劣化が見られましたのでスラース交換で修理をさせて頂きました。
革の引手につきましては、お客様とご相談させて頂き、ボッテガ風のファスナー引手を取り付けております。
最後にお財布全体のメンテナンス、補色、コーティングをさせて頂いて完了です。
この度はリペアのご依頼を頂きましてありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。
革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studio nuts)(スタッツ(スタジオナッツ))」まで！！
もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。