☆ステファノマーノのショルダーバッグ!角スレと糸の千切れ、ほつれを縫い直し修理☆

ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studioNUTS)(スタッツ(スタジオナッツ))」です。

本日は、STFANOMANO(ステファノマーノ)ショルダーバッグのスレ傷補修と、糸ほつれ部分の再縫製修理が完了しましたのでご紹介致します。

【データ】
ブランド/製品名:STFANOMANO(ステファノマーノ)
製品種別:ショルダーバッグ
カラー:ネイビー
現在の状態:角スレ、傷、色剥がれ、糸の千切れ、糸ほつれなど
ご依頼内容:スレ傷補修、お色直し、再縫製修理

【before/after】

いかがでしょうか?

本日はSTFANOMANO(ステファノマーノ)のショルダーバッグを修理させて頂きましたので、ご紹介いたします。

ネイビーのショルダーバッグに、ベルトなどのポイントに厚めのブラウンの牛革が使われているバッグです。

今回はそんなステファノマーノのショルダーバッグの各部に、様々なダメージが目立ち始めてきたということで修理のご相談を頂きました。

まず真っ先に目に飛び込んでくるのが、四つ角や底面近くに発生したスレ傷ですね。
ネイビーの革の部分全体的にはさほど大きなダメージは見受けられませんが、どうしても四つ角や底面に掛けてはスレ傷による色の剥がれが見受けられます。
今回は各スレ傷の箇所の補修とお色直しをさせて頂きます。

次に目立ってきているのが、ブラウンのベルト部分糸ほつれですね。
バッグの側面を絞るために、バッグの下の方についている部分なんですが、そのベルトの根元が擦れて糸が半分くらい無くなってしまっている状態です。
ショルダータイプのバッグの場合、歩いている時などにどうしてもバッグの背面側が体に擦れてしまうんですよね。
特に今回のベルト部分は、革の厚みがある分だけバッグの本体よりも高さが出てしまい、重点的に体に擦れやすくなっているんです。
糸がほつれて今にもベルトが外れてしまいそうなので、こちらは再縫製をさせて頂くことになりました。

最後にご相談頂いた箇所は、バッグ間口のファスナーの糸ほつれです。
写真の5枚目の部分ですが、ファスナーの端の部分の糸が解れてしまい、ファスナーに上手く力が伝わらずに開け閉めしずらい状態になっています。
応急処置で、お客様が安全ピンを取り付けて固定をしていますが、いつダメージが広がってくるか分からないという事で再縫製修理をさせて頂くことになりました。

まずはバッグ全体の汚れ落としと保湿作業をさせて頂きます。
特にベルト部分は、乾燥により柔軟性や耐久性が低くなっていましたので、しっかりと保湿をさせて頂きました。

次にスレ傷部分を整えてから、本来のネイビーカラーに合わせてお色直しをさせて頂きます。

最後に各部の縫い直しをして完成です。
ベルト部分に関しては、当店のミシンでは縫えない太い糸が使われていましたので、手縫いで再縫製をさせて頂いております。

この度は当リペアサービスにご依頼頂き、誠にありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けると幸いです。

革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studio nuts)(スタッツ(スタジオナッツ))」まで!!
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