☆スエードのローファーに油シミ!!ア・テストーニの靴のシミ補修とカラーチェンジ修理のご紹介です☆

ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studioNUTS)(スタッツ(スタジオナッツ))」です。

本日は、a.testoni(ア・テストーニ)のスエードローファーに油シミが出来てしまったという事で、シミ補修とカラーチェンジ施工をさせて頂きましたので紹介致します。

【データ】
ブランド/製品名:a.testoni(ア・テストーニ)
製品種別:スエードローファー
カラー:ネイビー
劣化状態:シミなど
ご依頼内容:シミ補修+カラーチェンジ

【before/after】

いかがでしょうか?

本日はイタリアの紳士靴ビスポークブランド「a.testoni(ア・テストーニ)」のスエードローファーのご紹介です。

beforeの写真をよーく見て頂きますと、左足の甲に一部分だけ色が濃い箇所がお分かりになるかと思います。
こちらの色が濃い部分は油のシミなんだそうで、飲食店に行かれた際に靴の甲に油が落ちてしまいシミが出来てしまったんだそうです。

一般的に、スエードやヌバックなど表皮が起毛されている革は、毛羽立った繊維のおかげで水などが染み込みにくい素材と言われています。
表皮の毛羽立ちがレザーの土台部分を守っているといった感じで、イメージとしては芝生があるおかげで地面が荒れるのを防いでいるといったイメージですかね?(分かりにくい例えですいません。)

しかし今回のローファーの場合は油シミ、水などに比べると粒子が細かいので表皮が起毛されているといえども革の中に浸透しやすくなっています。

このようなシミが出来てしまうとなかなか除去することが難しく、今回はカラーチェンジでシミ部分を目立ちにくくしてしまう修理をさせて頂きました。

クリーナーや薬品でシミを出来る限り落としてから、シミが分からなくなる程度の色味でローファーのスエード素材全体を、染色とカラーリングでお色変えしていきます。

最後に色止めと、スエードの毛並みを整えるためブラッシングをして完了です。

起毛素材にカラーリングなどの補修作業をすると、毛足が硬くなってしまうケースが多いのですが、今回は染色を中心に、スエード本来の質感を残しながら作業をさせて頂きました。

この度はリペアのご依頼を頂きましてありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。

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