夏場に押入れに保管していたら、取り出した時にカビていたなんてことが良くあります。
お気に入りのバッグやブーツがカビてしまったら本当にショックですよね。
一度カビてしまうとカビを完全に除去するのは大変です。
このカビを予防する方法は、カビが繁殖する環境を作らないということが大切になります。
カビが繁殖しやすい環境とは
- 20℃〜30℃くらいの温度
- 湿度(相対湿度80%以上だとかなり危険です)
- 泥汚れやホコリなどカビの栄養になるもの
この中で比較的対処しやすいのが2と3です。
上記を踏まえた予防方法としては
- ついている汚れ・ほこりは早めに取り除く
- 靴箱や押入れにしまう前に湿気をとばしておく
- 保管場所を湿気の多いところにしない
などがあげられます。
保管方法としては
- 必ず汚れ・ほこり取り除いてから保管する。
- 収納する際は必ず新聞紙を中につめて保管する。
新聞紙が湿気を吸うのと、型崩れをおさえる効果もあります。
靴の場合は、木製シューキーパーも同様の効果があります。 - 収納場所に湿気とりを入れておく
- 1日10分くらいは収納場所の扉をあけて換気する。
- 収納場所の底にスノコなどを置き底面の通気性を確保する
などがあります。
新聞紙をつ められないレザージャケットなどは、ビニールのカバーをかけてポケットにお菓子についている乾燥剤を入れておくだけでも違いますよ。
あとカビが生えてしまった場合絶対やってはいけないのは、ぞうきんなどで水拭きすることです。
理由はおわかりですね?
カビに湿気を与えてしまうからです。
カビてしまって当店にご相談される際は、必ず水拭きをせず通気性の良い場所に移動させておいてください。