ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studio nuts)(スタッツ(スタジオナッツ))」です。

本日は、Benetton(ベネトン)の編み上げロングブーツの裏地剥がれ修理が完成しましたのでご紹介致します。

【データ】
ブランド/製品名:Benetton(ベネトン)
製品種別:編み上げロングブーツ
カラー:ベージュ
劣化状態:裏地の剥がれ、捲れ
ご依頼内容:裏地交換

※施工前のブログはこちらからどうぞ!!

【before/after】

いかがでしょうか?

本日はBenetton(ベネトン)のブーツの裏地修理のご紹介です。

気に入って履かれていた編み上げのロングブーツだそうですが、ご愛用されているウチに裏地がボロボロと剥がれてきてしまったそうです。

お写真をご覧頂ければ分かるように、ブーツ間口のキャメルのような色の裏地表面が剥がれてきてしまっていますね。

剥がれている箇所自体は、履き口から数センチ程度の箇所ですが、この状態ではブーツを履いて帰ってきた時に靴下などに剥がれた表面が付いてしまって大変ですよね。

今回ご相談頂きましたブーツですが、剥がれてしまっている履き口から下のベージュ色の裏地は一切剥がれておりません。

これはベージュ色の裏地は本革で、剥がれてしまっているキャメルの箇所は合成皮革という素材の違いで写真のような表面剥がれが発生しているんですね。

合成皮革素材は、土台になる布地などの上に本革に似せたウレタン樹脂などを接着剤で圧着して作られています。

この合成皮革素材は、本革ほどメンテナンスを必要とせず、シミなどにも強いため、革製品の裏地などに重宝されるんですが、時間経過と共に化学反応が起こり、表面がベタベタしてきたりして剥がれてしまうという特徴があります。

今回のブーツも、革に似せた表面のキャメル色の塗膜が剥がれてしまい、接着剤が付いているグレーの色の部分が剥き出しになってしまっています。

バッグやお財布の裏地でも、こちらのブーツのような修理のご相談を非常に多く頂戴致しますが、この表皮剥がれの状態になりますと現状のまま修理することはほぼ不可能になってしまいます。

stuts(studioNUTS)(スタッツ(スタジオナッツ))では、このような症状の場合裏地の交換をお薦めさせて頂いております。

今回ご相談頂きましたブーツも、元々のキャメルのようなお色に近い本革素材で裏地の交換をさせて頂きました。

この度は当リペアサービスにご依頼頂き、誠にありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けると幸いです。

革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studio nuts)(スタッツ(スタジオナッツ))」まで!!
靴やブーツなどの金具、パーツ交換、色剥がれ、変色、黄ばみ、黒ずみ修理、、縫製修理から、様々な革製品の傷修理なども承っております。
もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。