ビジネスにカジュアルにいろんなシーンで活躍する革靴。
そんな革靴を長持ちさせる履き方をご紹介したいと思います。

靴べらを使って履く

靴べらを、靴を履きやすくするためだけの道具だと思っている方が多いと思いますが、実は靴を傷めないという役割もはたしてくれます。特に靴のかかとの部分は、足の固定だけでなく靴の形の保持にも大きく関わっています。ここを踏みつけて履いていると、履き心地が悪くなり靴全体を傷めてしまうことになります。ですので、革靴を履くときは靴べらを使用するようにしてください。

シューレース(靴ひも)は、毎回結び直す

靴ひもは、歩いているときの靴のグラつきを防ぐためのフィット感を調節する機能があります。
この歩いている時にちょうど良い締め具合にすることで靴の負担を減らすことができます。
また脱ぐときも、ひもを締めて脱ぐと靴を傷めてしまいます。
非常に面倒臭いことではありますが、革靴を大切にされたい方は、気をつけてみてください。

同じ靴を2日以上続けて履かない

両足で1日にかく汗の量はコップに半分強を言われています。
その汗が完全に靴からでていくのに丸2日かかります。
この汗が滞留すると靴そのものを傷めるだけでなく、悪臭・カビ・ひび割れの原因になってしまいます。
革靴をしょっちゅう履く場合は、2足目を用意してローテーションで履くことをおすすめいたします。

シューキーパーを使う

シューキーパーは、靴の型崩れを防ぐ働きがありますので、革靴を使用しないときは必ず使用していただきたいものです。
また、シューキーパーはできれば木製をおすすめします。木製のシューキーパーは、上記の靴の中の湿気を吸収する働きがあるからです。
シューキーパーを使用する際は、帰宅してすぐに入れるのではなく、1日湿気を放出させてから次の日に入れるのが理想です。

収納場所に気をつける

こちらも、上記と理由は同じなのですが革靴にとって湿気が大敵だということです。
靴箱の中は、湿気が非常に滞留しやすくなります。気をつけないと、久々に靴を取り出したらカビだらけなんてこともありえます。
靴箱も適度に扉をあけて換気しておくことと、吸湿ポットを置くなどをしても良いと思います。
あと、靴の汚れもカビの原因になりますので、しっかり汚れを落としてから収納することも大事になります。