こんにちは!!stuts(studio nuts)です。

皆さん、イントレチャートをご存知ですか?

レザークラフトをされている方や、ブランドや革製品が好きな方は聞いたことがあると思いますが、今回はそのイントレチャートについてご案内していこうと思います。

早速ですが、イントレチャートとは革の編み込み技法の事を言います。

イタリア語で手で編み込むことを指し、短冊切りにした革を一枚一枚職人の手で編み込んでいく伝統技法の一つです。

革の編み込みと言えば、BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)が有名で、ブランドの代名詞と言っても過言ではない程、ほとんどの製品にこの技法が使われています。

この他にも、編み込みの財布や鞄、靴など様々なブランドでこの技法が取り入れられ製品化されています。

このイントレチャートですが、ただデザインだけで編み込まれているだけではないことをご存知でしょうか?

実はあの編み込みには製品の型崩れ防止という役割があるんです。

バッグや財布、靴にしても荷物を入れたり使用するだけで革にシワやクセがついてしまいます。
財布がパンパンだったり、バッグの荷物が多いと、どこかくたびれた感じが出てきてしまうあれです。

このくたびれた感は、革自体に荷物や使用によって部分的に負荷が掛かり発生します。

しかしイントレチャート技法を行うことにより、革の編み込みが荷物などの負荷を分散させ、型崩れや余計なクセから大事な財布やバッグを守る役割を果たしているんですね。

特に、技術力に強いこだわりや信念を持っているBOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)は、革の一枚一枚を熟練の職人が編み込んでいるそうです。

革の型崩れなどが気になる方は、一度イントレチャートを試してみてはいかがでしょうか?