こんにちは!スタッツ(スタジオナッツ)です!

朝晩は冷えますが、日中はかなり暖かい日々ですね!はっと気づけば、もう11月なのに・・・。
うちの息子は、今日は保育所のイベントで「どんぐり拾い」に行くそうです。晴れて良かった☆

街はディスプレイがクリスマス一色になってきましたが、
皆様は大切な人へのプレゼント、もう考えました?
私の場合、子どもはおもちゃで良しとして、大人プレゼント向けでレザークラフトを
贈ろうかと目論んでいます。
最近は修理のご依頼が多くて、なかなかレザークラフトができなかったのですが・・・
一心発起!頑張らねば!!

とある知り合いに「ヌメ革のお財布を友達にプレゼントしたい」と依頼されたのですが、少し混乱する出来事がありました。

私『どんなお財布が好みなのー?』
知り合い『あのー、何ていうの?ナチュラルな革の感じのさ・・・。ヌメ革みたいな?』
私『なるほど!オシャレやね!形はどんなのがいい?』
知り合い『ダコタとかイルビゾンテみたいな、茶色っぽいのがいい!』
私『うんうん・・・。ん?ヌメ革はほぼ肌色の白っぽい感じよ?で、かなり固いよ?』
知り合い『???色んな色はないの?』
私『ヌメ革って・・・あれ?鞣し加工だけで、あとは何も加工しない牛革じゃなかったっけ・・・』
知り合い『よくわからないけど、そんな感じでよろしくー!』
私『・・・りょ、了解。(汗)』

あれ、あれれれ?もしかして、私の「ヌメ革」の認識が間違ってる?!
調べておさらいしなければ!!焦

【ヌメ革とは?】
タンニンなめしを施しただけの、型押しなどの表面加工をほとんど施さず、染色・塗装がされていない革のことをいいます。
傷痕やシワ・血管や毛穴の痕などの自然の刻印がそのまま残されるため、表情がとても豊かです。
ただし、広義にはタンニンなめしで作られた牛革全般をヌメ革ということもあります。
高い強度を持ち、使い込むほどに繊維がほぐれて柔らかくなり馴染んでくるという革製品の魅力を併せ持っています。

・・・。なるほど。広義によると、染色してあっても「ヌメ革」と呼ぶこともあるんですね。
私の頭の中の「ヌメ革」の色は「染色をしていない肌色」。
知り合いの頭の中の「ヌメ革」の色は「染色をしている茶色」。
染色していないヌメ革も、エイジングでどんどん飴色になってくるので、こちらをヌメ革色と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね!

修理のご依頼を受ける時も、一言で「ヌメ革の感じ!」と済ませてしまうのは危ないのだな~と痛感致しました・・・。